《【特集】エネルギーイノベーション総合展・2025年》出展社ピックアップ④:日本エンヂニヤ

日本エンヂニヤ

ブースNo.1P-16
再生可能エネルギー世界展示会

[画像・上:逆流洗浄により、塵芥除去率/取水効率が向上、清掃頻度を削減が実証された]

日本エンヂニヤは、無動力・無電源で小水力発電や農業用水の安定した取水を実現する除塵装置を紹介する。水道施設を中心に全国で数多くの納入実績があるWSSウォータースクリーンの技術を応用し、小水力発電や農業用水取水に特化した無動力・無電源除塵「JJS」を開発した。

高い除塵性能が、「JJS」の最大の魅力。独自の工夫で取水面の閉塞を抑制し安定した取水量を確保できる。維持管理は数カ月に1回程度ブラシで擦る軽作業で行え、可動部が無いので故障が少なく高い信頼性が評価されている。小水力発電に用いることで、安定した発電と維持管理の負担軽減が可能になる。

同シリーズは、安定した取水量の確保と設置・運営のローコストを実現した「堰堤・頭首工用A型」、既存水路等からの取水を実現する「開水路用B型」、2つの角度のスクリーンから全量取水し発電出力を増やす「沈砂池・ヘッドタンク用C型」の3タイプ。

ブースでは模型を展示するとともに、各地の導入事例を紹介する。

本年は長野県野沢温泉、富山県内某所、長野県飯綱町の3カ所で順次運開が始まり、さらに年内4カ所での案件が進んでいる。同シリーズは、全国で30地点/38台の導入実績となる。

28日(水)のRE2025フォーラム「中小水力発電技術の発展と地域社会への貢献」では、米子北の沢用水発電所の実証結果を踏まえ、逆流洗浄の仕組みと効果について紹介する。また、30日(木)の出展者プレゼンテーションでは、「小水力発電の課題を解決し、採算性向上に寄与する新型除塵装置」と題したプレゼンテーションを行う。

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