《【特集】SMART ENERGY WEEK【春】》出展社ピックアップ⑪巴商会
- 2025/2/18
- 特集
- 新エネルギー新聞2025年(令和7年)02月17日付

巴商会
水素・燃料電池展 ブースNo.E7-22
[画像・上:水素のサプライチェーン構築に関するビジョン]
巴商会はグリーン水素の安定供給を推進するソリューションと、グリーン水素の販売および利活用事例を紹介する。
グリーン水素供給事業は再生可能エネルギーのポテンシャルがある地域内において大規模な熱需要に隣接した水素製造拠点から、パイプラインによる供給やトレーラー輸送によるモデルが構想されている。しかし水素製造拠点は高圧ガス保安法の対象のため、点検で運転を停止する期間がある。そこで貯蔵した水素をトレーラーにより拠点間で融通すれば、安定した水素サプライチェーン(SC)を構築できる。
ブースでは水素SCの安定化を目指す取り組みとして、山梨県産グリーン水素の供給実績を紹介する。巴商会は山梨県米倉山で製造されたグリーン水素を、トレーラーやカードルに貯蔵し各地に輸送している。また輸送/車載用複合容器を実機展示する。
グリーン水素の販売および利活用事例では、国内初のグリーン水素商品である山梨県産「HyGI(ハイジー)」についてパネルで展示する。HyGIは山梨県内の再エネを使用して、県のコンソーシアムが開発したP2Gシステムでやまなしハイドロジェンカンパニー(YHC)が製造したグリーン水素。巴商会は全国にHyGIを販売・供給するパートナーとなっている。納入先は都内3カ所、神奈川1カ所に実績があるほか、計画中のものある。
さらに福島県田村市でのNEDO実証事業も紹介する。山梨県企業局が田村市に設置するP2Gシステムを中核に、製造するグリーン水素と副生成物である酸素を「グリーン酸素」として、巴商会が需要家の石英ガラス加工メーカーに供給する試みで、需要家は両者を使用して石英ガラス加工の脱炭素を行う。

