発電所・プラント施工現場をスマホ1台でDX センチメートル単位の測位情報や点群データを取得可能=レフィクシア
- 2025/3/31
- 総合
- 新エネルギー新聞2025年(令和7年)03月31日付

AR機能で杭打ちのナビゲーションも
レフィクシア(東京都港区)の「LRTK Phone」が、太陽光など再エネ発電所の現場担当者から注目を浴びている。スマートフォンに装着するだけでセンチメートル単位と高精度な測位情報を取得可能。加えて専用アプリで座標に紐づけた写真データや点群データなどを作成してクラウドに記録・共有することで、土木・建築・保守管理の幅広い場面で活用できる。
[画像・上:点群上での写真表示と距離計測するイメージ(提供:レフィクシア)]
例えばスマートフォンのカメラで撮影した写真を、測位した座標と共に記録できる。開発時の現地調査やO&Mでの修理箇所の特定などに役立つ。測位は動きながらも可能で、軌跡がクラウド上で地図にポイントされる。水平器付きの一脚に取り付けて移動すれば、正確な距離勾配計測ができる。計測結果を基にした面積計算などもできる。

さらに大型な測量機器を使用せずとも、スマートフォンで測位情報を反映した点群データをリアルタイムに取得し、3Dモデルを作成できる。歩きながらスマートフォンのカメラを向けて計測するだけでよく、1~2ha程度の広さなら、ドローンによる計測よりも短時間かつ安価で実施できるという。
加えてクラウドにアップロードした設計図などを、スマートフォンの画面に投影するAR(拡張現実)機能もある。杭打ちの位置をナビゲーションしたり、架台の画像を並べて地形との干渉を調べたりといった使い方ができる。
LRTKフォンの本体はスマートフォンと同程度の大きさで、重さも125gと軽い。専用の一脚や石突などが付属するスターターキットと、クラウドサービスのセット販売となっている。

