≪【特集】全国小水力大会≫ブースピックアップ②日本エンヂニヤ
- 2025/11/4
- 特集
- 新エネルギー新聞2025年(令和7年)11月03日付

日本エンヂニヤ
ブース番号:6
電源不要の「JJSシリーズ」で小水力の除塵の課題を〝一掃〟
[画像・上:天竜川にある小水力発電所にはA型が導入され、10月から稼働している]
日本エンヂニヤは、小水力発電における最大の課題である除塵問題を解決する、電源の要らない無動力除塵装置「JJSシリーズ」を紹介する。
「JJS」シリーズは、堰堤・頭首工用A型、開水路用B型、沈砂池・ヘッドタンク用C型の3タイプ。メッシュスクリーンのスリット幅が1mm程度で非常に高い塵芥除去能力を持ち、水がメッシュ表面を洗い流すような構造で取水面が極めて閉塞しにくいのが特徴だ。
これにより安定した取水が可能となり、水車の稼働率が向上、高い塵芥除去能力が水車の分解清掃頻度を大幅に低減し、取水面が閉塞しにくいため除塵装置の清掃頻度も減少、維持管理の負担を軽減する。また、可動部がないことで、電源工事が不要、設置工事が容易、故障が少ない、メンテナンスもデッキブラシで軽くこする程度で簡単といったメリットがある。
直近では、静岡県浜松市と岐阜県郡上市の小水力発電施設に「JJS-A型」が採用された。浜松市は天竜川水系で、大きな転石が流れてくるリスクがあったため、設置場所を工夫した。「JJS-A型」は標準で転石耐性を持たせた構造となっている。同シリーズはこれまで、全国27カ所の小水力発電所で導入実績がある。
11月6日(木)の企業プレゼンテーション(第4・第5展示場、12時45分~13時00分)では、営業部・坂巻実佳氏が登壇し「小水力発電の採算性向上に寄与する無動力・無電源除塵スクリーンの紹介」と題した講演を行う。「小水力発電事例集2025」で紹介されている長野県野沢温泉、長野県飯綱町の事例を解説する。

