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タグ:新エネルギー新聞2022年(令和4年)04月04日付
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連載「100%自然エネルギー地域をゆく107」世界的なエネルギー危機と気候危機への対応 ~自然エネルギー100%へのエネルギー転換
世界では、気候危機への対応が迫られる中、気温上昇を1.5度Cに抑えるという合意目標のために、2030年までにはCO2排出量を世界全体で45%削減し、2050年には世界各国で実質ゼロを目指す必要があります。 -
新築賃貸集合住宅向けZEH-M対応を支援【ファミリーネット・ジャパン】通信技術を活用して不動産管理会社へ報告
東京電力グループのファミリーネット・ジャパン(FNJ)はこのほど、賃貸集合住宅向け新築物件のZEH-M(ゼッチ・マンション)対応を支援する新たなスキームを構築したと発表した。賃貸住宅向け全戸一括インターネットサービスを介し、各住戸の分電盤に設置された電力センサーが取得した電力データをFNJのデータセンターへ連携する。 -
開発マンションがZEH-M Orientedの認証取得【シーラ】太陽光パネルと蓄電池の設置で災害対策
マンション開発・不動産売買のシーラ(東京都渋谷区)はこのほど、ZEH-M Orientedの認証を取得したと発表した。オリックス銀行、新英興業(東京都北区)と協働してZEH-M Orientedの開発に着手。東京都北区田端の投資用ワンルームマンションが3月11日にZEH-M Orientedの認証を取得した。 -
共同で沼津ZEHモデルハウスを開設【鈴与商事/nattoku住宅】自然災害への防災性も兼ね備えたZEH+R仕様
鈴与商事(静岡市)とnattoku住宅(富士市)は今春、共同で5棟目となるZEHモデルハウスを沼津市にオープンした。両社は、2017年より、ZEHの省エネ性や快適性を体感できるZEHモデルハウスを静岡県内で計4棟建設してきた。3月に開業した沼津モデルハウスは、両社にとって県東部で初のモデルハウスとなる。 -
北海道で家畜ふん尿由来の水素製造を開始【エア・ウォーター/鹿島建設】定位置型水素ステーションほかで販売
島建設とエア・ウォーターのグループ会社で産業用水素の販売を行うエア・ウォーター北海道(札幌市)は、北海道鹿追町で家畜ふん尿由来のバイオガスによる水素製造・販売を4月より開始する。 -
電力の需要抑制の要請に対応、NAS電池の電力を放出【日本ガイシ】合計2万1,000kWhの需要を抑制
日本ガイシ(名古屋市)はこのほど、デマンドレスポンス契約に基づく電力の需要抑制の要請に応え、電力貯蔵用NAS電池にためていた電力を1月6日に放出したと発表した。 -
北しりべし広域クリーンセンターの運営業務を受注【日立造船】北海道北後志ブロックのごみ処理施設
日立造船はこのほど、同社を代表企業とするグループが、北海道の北しりべし廃棄物処理広域連合(小樽市)より、北しりべし広域クリーンセンター(同市)の15年間の運営委託業務を受注したと発表した。ごみ燃焼施設のストーカ炉の処理規模は、日量197トン(98.5トン×2炉)、リサイクルプラザの不燃物処理規模は5時間で36トン、資源物処理は5時間で37.8トン。また、ごみ焼却熱を利用して蒸気タービン方式で温水をつくり、1,990kWの電力を発電している。温水と電力は施設で使っている。 -
神栖市で大林神栖バイオマス発電所が運開【大林組】輸入バイオマス専焼、出力5万1,500kW
大林組はこのほど、茨城県神栖市に木質バイオマス専焼の「大林神栖バイオマス発電所」を竣工し、2月から営業運転を開始したと発表した。燃料は輸入木質ペレットのほかパーム椰子殻(PKS)も使用する。発電容量は5万1,500kW、年間想定発電量は一般家庭約11万世帯分に相当する約3億5,640kW。 -
ドイツの洋上風力発電事業に参画【関西電力】90万kW、2025年運開予定
関西電力は、ドイツにおける洋上風力発電事業に資本参画する。参画するのは「ボークムリフグルンド3洋上風力」。ドイツ北西沿岸から約70km沖合の北海で計画されている。デンマーク・オーステッド社が開発してきた案件で、送電端出力は90万kW。施設完成後の運開は2025年からが予定されている。 -
ボイラ制御最適化システムが1%超の燃料削減を達成【郵船出光グリーンソリューションズ】中国電力新小野田発電所向けに販売
郵船出光グリーンソリューションズは3月7日、中国電力新小野田発電所(山口県山陽小野田市)向けに販売したボイラ制御最適化システム「ULTY-Vplus」(アルティ・ヴイプラス)を用いた木質ペレット混焼運転試験において1%を超える燃料削減効果を達成したと発表した。 -
新宇都宮工場でバイオガス発電を開始【カルビー/TGES】排水処理工程で発生するバイオガスを活用
カルビーは3月1日、栃木県宇都宮市清原工業団地の同社新宇都宮工場構内に設けたバイオガス発電設備が稼働したと発表した。東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)がバイオガス発電設備(出力25kW×4基)を設置し、工場内の排水処理工程で発生するバイオガスを燃料として発電し、同工場に供給する。工場は自家消費する。 -
170m超の高度で陸上風車のクレーン作業実施【中国・XCMG】重量118トン・直径156mのブレード部を吊り上げ
中国の重機メーカー大手のXCMG(Xuzhou Construction Machinery Group:徐工集団)は、同国青島で進めている陸上風力発電用風車の設置において、170m超の高さで風車ブレードのタワー上への吊り上げ作業を行った。同社によるとシングルアームクレーンによる風車吊り上げ作業の高さとしては世界記録。 -
美濃加茂市で木質専焼バイオマス発電所着工【中部電力/佐合木材/三菱HCキャピタル】7.1MW、地元産未利用間伐材などを有効活用
岐阜県美濃加茂市で新たな木質バイオマス発電所「美濃加茂バイオマス発電所」の建設が3月から始まった。発電出力は7,100kWで、年間の発電量は一般家庭約1.6万世帯分の電力消費用に相当する約5,000万kWhを想定している。木質専焼で、燃料である木質チップは地元産の未利用間伐材などを主として利用する。 -
EV-建物間の電力双方向融通実証実施中【鈴廣/本田技研工業】状況に応じた柔軟な充放電で全体効率向上図る
かまぼこなどの加工食品製造・販売を行う鈴廣と、本田技研工業は、電気自動車(EV)と建物間で電力を相互融通するエネルギーマネジメントの実証実験を行っている。小田原市内の鈴廣本社を中心に、同社の社用車としてホンダe(蓄電池容量35.5kWh)などホンダが提供するEV、およびエネルギーマネジメントシステムを日常業務で使用。 -
宮古島市で来間島MG実証設備が稼働【沖縄電力】災害時には自律的に対象地域へ電気を供給
沖縄電力は(浦添市)このほど、宮古島市来間島で設置工事を進めていた来間島マイクログリッド実証設備が、1月25日に運用を開始したと発表した。