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タグ:新エネルギー新聞2023年(令和5年)07月17日付
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≪欧州レポート≫ドイツの今年前半の電力ミックスは再エネ57.7% ~他方で産業需要家のガス発電の対策は急務
2023年前半の電力系統における電力ミックスでは再エネが57.7%となった。最も発電したのは、陸上風力で24.7%、褐炭が18.3%、太陽光が13.4%で続いた。 -
「再エネアグリ事業」今年度は東芝ESSほか4テーマが採択【経産省/SIIほか】「調整力としてのDER」実用化に向け更なる高精度制御目指し
6月、経済産業省「蓄電池等分散型エネルギーリソース次世代技術構築実証事業費(再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業)」の今年度採択テーマが決定。予算執行団体代表である(一財)環境共創イニシアチブ(SII)から発表された。 -
福島県で自動車用バイオ燃料生産設備 着工【日鉄エンジニアリング】CO2燃料技術研究組合より受注
日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は6月2日、福島県大熊町の大熊西工業団地で自動車用第2世代バイオエタノール(バイオ燃料)生産設備の安全祈願祭を実施し、建設工事を開始した。次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(同町)より受注した案件で、バイオ燃料生産設備は2024年10月から操業を開始する予定。これにより約40人の雇用が見込まれている。 -
国内全工場で購入電力100%再エネ由来化達成【ネスレ日本】2050年GHG排出ゼロ目指し
加工食品メーカー大手のネスレの日本法人は6月、霞ケ浦工場(茨城県稲敷市)・島田工場(静岡県島田市)・姫路工場(兵庫県姫路市)の国内の生産拠点3工場で購入電力全量を再エネ由来に切り替えた。 -
非常用発電機用の遠隔監視サービス開始【ヤンマー】有事に備え故障予知や残油量を通知
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム(兵庫県尼崎市、YES)は7月、非常用発電機向けの遠隔監視サービスを開始する。YES製の非常用発電機「AutoPackシリーズ」(APシリーズ)には7月出荷分から、新たな遠隔通信ユニットが標準搭載される。 -
札幌市の祭り会場でリニューアブル・ディーゼル燃料仕様発電機貸与=アクティオ
建機・重機レンタル会社のアクティオ(東京都中央区)は、6月に北海道札幌市で開催されていた「第32回YOSAKOIソーラン祭り」において、廃食油や動植物油などを原料として再精製されたリニューアブル・ディーゼル燃料(RD)を使用した発電機を貸与した。 -
家畜糞尿由来・液化バイオメタンの船舶燃料化開発、LNG燃料船での試験利用に成功=エア・ウォーター/商船三井ほか
エア・ウォーター(大阪市)、商船三井(東京都港区)など7社はさきごろ、家畜糞尿由来の液化バイオメタン(LBM)をLNG燃料船の燃料として使用する国内初の実証試験を伊勢湾内で実施し、成功したと発表した。環境省の実証事業に採択され、2021年5月より、北海道十勝地方で家畜糞尿由来バイオガスの捕集・輸送システムの確立や、バイオガスをLBMに加工するセンター工場の建設を推進。2022年10月に純度99%以上のメタンが製造可能となって以降、同工場からLBMを出荷している。 -
新エネルギー財団が「GX」加速に向けた提言を策定②廃棄物発電:「都市型バイオマス」を次世代の「地域脱炭素エネルギーセンター」に
廃棄物を焼却処理する際に排出される排熱などを活用した発電が中心となる、廃棄物発電。街中に賦存する有機系資源を有効活用する「都市型バイオマス」だ。また廃棄物処理は廃棄物処理法により、自治体が責任を負い自治体の裁量権が存在する、自治体の自治事務として規定されている。 -
浮体式風車のシミュレーション技術開発実施へ【NEDO/九州大学/東芝ESSほか】適切な発電所レイアウト実現しコスト削減に貢献
NEDO事業における大型浮体式洋上風力に関する新たな技術開発に関して、産学連携よる開発の概要が発表された。主眼とされているのは、浮体式風車のウエイク(風車後方の乱流・風速欠損領域)に関する評価手法開発だ。 -
2026年1月運開予定・岩手県のバイオマス発電事業へ共同出資=中部電力/稲畑産業
中部電力と稲畑産業(大阪市)は6月、木材輸送業・チップ加工業の古里木材物流(岩手県盛岡市)と古里FICエネルギー合同会社への出資とバイオマス発電所の開発に合意した。発電所の出力は1,990kW、想定年間発電電力量は約1,450万kWh。2025年4月の着工、2026年1月の運転開始を予定している。 -
北海道北斗市に林地残材の調達会社設立【京葉ガスエナジーソリューション】北斗バイオマス発電所に燃料を供給
京葉ガスグループ会社で、プラント設計や再エネ事業を展開する京葉ガスエナジーソリューション(千葉県市川市)は6月16日、北海道北斗市に完全子会社の道南木材産業を設立した。新会社は、林地残材の調達や木質バイオマス燃料の製造・販売などを行う。 -
大王製紙向けチップ船にバイオ燃料を供給【日本郵船】愛知からベトナムまでの試験航行に成功
日本郵船はさきごろ、愛知県の衣浦港(半田市・碧南市・東浦町など)で大王製紙向けの木材チップ専用船「DAIO AUSTRAL」(ダイオー・アウストラル)に、バイオディーゼル燃料を供給し、バイオ燃料を使用した試験航行に成功したと発表した。同チップ船は全長210m、全幅36.5m、総トン数4万9,035トン。 -
≪〈レポート〉ユアサ商事グループ「つなぐ関東グランドフェア」≫持続可能な社会のためのソリューションを400社超が展示・提案
ユアサ商事グループの「第45回つなぐ関東グランドフェア」が7月、千葉・幕張メッセで開催された。2日間で来場者1万6,214名、1,026億円の受注となった。販売先の会であるユアサやまずみ会が主催、仕入先の会であるユアサ炭協会が協賛する。多様な社会課題を解決するイノベーションを提案し、サステナブル社会の実現を目指す。 -
リンナイ、ガス給湯器の屋外コンセントをそのまま使用できるハイブリッド給湯・暖房システム発売へ
リンナイ(愛知県名古屋市)はこのほど、ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE X5(エコワン エックスファイブ)」のラインアップに、ガス給湯器の屋外コンセントをそのまま使用できる「PLUG-IN MODEL(プラグインモデル)」を追加すると発表した。9月8日に発売する。 -
PPAでJR西日本へ再エネ電力を供給【関西電力】JR西日本は2線路の運転用電力に使用
関西電力と西日本旅客鉄道(JR西日本)は6月19日、コーポレートPPA(電力供給契約)とCO2フリーの電気料金メニュー「再エネECOプラン」に関する契約に合意したと発表した。両契約は、2023年度内の適用を予定している。