- Home
- 新エネルギー新聞2025年(令和7年)12月15日付
タグ:新エネルギー新聞2025年(令和7年)12月15日付
-
太陽光FIP入札、2回連続で平均落札価格が前回入札から反発 「ゼロ円入札・落札」件数はゼロに
再エネ特措法に基づく太陽光発電事業のFIP基準価格に関する入札において、今年度第3回目、全体で第26回目の結果が12月、指定実施機関である電力広域的運営推進機関(OCCTO)より発表された。平均落札価格は7.13円と、供給価格上限より1円以上安い価格だった。 -
≪欧州レポート≫大規模電池優遇へ舵を切るドイツ 産業用電気料金・柔軟性・送電網が動き出した2025年秋
2025年春に発足した新連立政権は、本来であれば夏休み前に新しいエネルギー政策の骨格を示す予定だったが、景気回復を急ぐ中道右派と、社会政策重視の中道左派の対立で協議は難航した。電気料金の負担緩和策をめぐる応酬もあり、パッケージとして方向性が固まったのは11月に入ってからである。 -
佐賀県武雄市で8MWh系統用蓄電池運開【大阪ガス/みずほリースグループ/JFEエンジニアリングほか】九州エリアでの再エネ出力制御低減に貢献する調整力拠出
佐賀県武雄市で新たな系統用蓄電池「武雄蓄電所」が運開した。事業者である武雄蓄電所合同会社は、みずほリースの100%子会社であるエムエル・パワー、大阪ガス、JFEエンジニアリング、九州製鋼が共同出資し設立した。蓄電所の電池にはリン酸鉄リチウムイオン二次電池を採用し、定格出力は2MW、定格容量は8MWh。 -
「ペロブスカイト」採用した再エネ・水素エネ実証事業を開始【京都府/エノア/アイシン】地域の防災力強化と再エネ活用促進を目指し
京都府による再エネ・水素エネルギー実証事業である「グリーン水素を活用した純水素燃料電池普及に向けた実証事業」が舞鶴港国際埠頭(舞鶴市)で開始された。同事業は、水素関連の各種装置・ソリューションを提供するエノア(愛知県豊田市)が受託し全体統括を担い、アイシン(愛知県刈谷市)が連携企業として加わる。再エネと水素エネルギーを併用するシステムを運用することにより、地域における防災力強化と再エネの活用促進を目指す。 -
工事現場で移動式給電車から電動ショベルへ給電する試験実施【日立建機/ベルエナジー】固定充電インフラ無い現場でも工事の安定遂行確認
日立建機とベルエナジー(茨城県つくば市)は東京都府中市の施工現場で、バッテリー駆動式ショベルカーと移動式給電車・電源車を組み合わせた電力供給の実証試験を実施した。試験では充電用電源が未整備状態である施工現場を想定し、日立建機の5トンクラスバッテリー駆動式ショベル「ZX55U-6EB」(バッテリー容量39.4kWh)に対して、ベルエナジー製給電車のメスタ・ジェン1台で電力供給を行った。 -
工場内でグリーン水素製造・貯蔵設備稼働へ【ジェイテクト】外部から水素搬入ゼロ、再エネ由来水素を地産地消
ジェイテクト(愛知県刈谷市)は12月、再エネを活用して水素を製造し、貯蔵・利活用する設備「CNプラント」を、花園工場(愛知県岡崎市)内に設置した。水素は、年間発電量2,349.6kWhの太陽光発電由来再エネ電力と、再エネ証書を付与した系統経由の実質再エネ電力で、水の電気分解装置を用いて製造する。 -
岩手県北上市で8MWh系統用蓄電池を開発・運開【東京センチュリー/TAOKE ENERGY】地域の電力系統安定化に寄与
東京センチュリーは12月、岩手県北上市において新たな系統用蓄電池「岩手北上蓄電所」が運開したことを発表した。東北エリアにおける再エネ導入拡大に伴う電力系統の変動を効果的に緩和し、地域の系統安定化に寄与する。同蓄電所はリチウムイオン二次電池を採用した高圧案件で定格出力1,990kW、定格容量は8,146kWh。 -
液化水素の大規模商用受入・貯蔵基地の建設が川崎市臨海部で開始【川崎重工業ほか】容量約5万立方mの貯蔵タンクなど各種設備を導入・運用へ/地域の港湾部脱炭素・産業振興にも貢献
日本水素エネルギー(JSE)と川崎重工業はこのほど、液化水素基地「川崎LH2ターミナル」の起工式を、現地である川崎市川崎区の扇島地区で開催した。商用化実証では、2030年度までは本ターミナルならびに、今後建造が予定されている世界最大級の容量を持つ液水運搬船(容量約4万立法m)の運用を行い、国際水素サプライチェーンの商用化の要件である性能・安全性・耐久性・信頼性・経済性などを国内で確認する。 -
水素航空機用燃料タンクへの液水充填試験成功【川崎重工業】真空二重殻構造で気密性維持し水素を貯蔵
川崎重工業は、水素燃料仕様の航空機用として開発されている水素燃料タンクで、液化水素充填試験に成功した。国内初の航空機向け燃料タンクへの液水実験成功事例となった。液水貯蔵要素技術である魔法瓶タイプの真空二重殻構造(内殻+外殻からなる)を用いており、軽量かつ高断熱性に優れている。 -
ヒートポンプ機器、2050年度には国内普及3,000万台突破も≪ヒートポンプ・蓄熱センター調べ≫
(一財)ヒートポンプ・蓄熱センターは12月、ヒートポンプ技術を用いた熱エネルギー機器の動向を調査。その結果をレポートとして公表した。 -
家庭用ガスエンジンコージェネの水素燃料化を検討・検証開始【北海道ガス/北見工業大学】燃料は水素専焼も含む/北海道の冬季環境下での起動性・耐久性などを確認へ
北海道ガスと北見工業大学は、家庭向けガスエンジンコージェネレーションシステムの燃料の水素化に向けた運転実証試験に関する産学共同研究契約を締結した。 -
アンモニア-重油の50%混焼可能な大型エンジン開発・上市【JFEエンジニアリング】重油専焼とほぼ同等の熱効率実現、発電用・船舶用途を想定
JFEエンジニアリングは大型中速エンジン事業分野において、アンモニアと重油の混焼エンジンを開発、国内で初めて販売を開始した。排ガス中のN2O、NOxを極小に抑えることに成功、出力はディーゼル専焼時比で85%を実現し、ディーゼル専焼時とほぼ同等の熱効率を得ることができた。 -
コンクリート製セミサブ型浮体式基礎のAiP取得【大成建設】コンクリート製で材料供給安定性・地域経済振興などの利点も
大成建設は、独自開発したコンクリート製セミサブ型浮体式基礎「OO-STAR」に関する基本設計承認(AiP)を(一財)日本海事協会から取得した。AiP取得を契機として今後は浮体式洋上風力発電の導入目標達成に向け関連技術の実用化開発を加速させる方針だ。 -
東電EPの家庭向けDRサービスにシャープ製蓄電池追加 新たな接続システムも採用、より多くの蓄電池最適制御を可能に
東京電力エナジーパートナー(EP)は、展開している家庭向けのデマンドレスポンス(DR)サービスである「エコ・省エネチャレンジ 機器制御オプション」の対象機器として、新たにシャープ製の家庭用蓄電池を追加した。 -
グループ内各店舗VPPを構築、余剰再エネ有効活用【ベイシア】群馬県店舗には600kW太陽光・387kWh蓄電池導入
ベイシアは、大型店舗である「ベイシア前橋みなみモール店」(群馬県前橋市)に太陽光発電設備と蓄電設備を新たに導入すると共に、ベイシアの他店舗で生み出された余剰電力を融通する仕組みを構築した。前橋みなみモール店と既設各店舗を一体的に管理し、VPP(仮想発電所)として運用することで再エネを効率的に循環させる。

