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カテゴリー:蓄エネ
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≪新エネルギー・テクニカルレビュー≫河村電器産業の「分散エネルギー最適制御プラットフォーム」
蓄電所の建設、蓄電設備の導入の加速が見込まれるが、その一方で各地に分散設置されるので、近年の人手不足などを受け保守を不安視する声もある。河村電器産業の「分散エネルギー最適制御プラットフォーム」は、そうした懸念へのソリューションとなる製品だ。 -
出力150kWのEV急速充電器を2025年4月から発売へ【東光高岳】充電の従量課金にも対応
東光高岳(東京都江東区)は、EV急速充電器シリーズ「SERA」(セラ)に、ラインナップ中最高出力となる150kWモデル「HFR1-150B12」を2025年4月より販売開始することを発表した。入力電圧は三相3線のAC400ボルト、CHAdeMOの充電方式に対応。充電容量(kWh)制の従量課金にも対応する。 -
従来比2倍の体積エネ密度を持つ新たな全固体LIB開発【カナデビア】更なる小型化・高容量化に向け開発継続
カナデビアこのほど、性能を向上させた新たな全固体リチウムイオン二次電池(LIB)である「AS-LiB(Ultra-thin model)」を開発し発表した。開発の一部は文部科学省の事業に採択された(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの研究開発委託を受けて実施されている。 -
大型蓄電池システム施設「NLAB」の最新実験棟が本格稼働【NITE】全固体電池の試験実施も視野に
(独法)製品評価技術基盤機構(NITE)の「NLAB」(大阪市住之江区南港)の、最新の実験棟が先端技術評価実験棟(MIDDLEチャンバー)だ。2024年4月に竣工した。排煙処理で硫化水素ガスの処理が可能なので、硫化物系全固体電池など次世代蓄電池の試験を安全に行うことが出来る。 -
紀の川市で蓄電所運開【オリックスほか】容量113MWh、現時点で国内最大
オリックス(東京都港区)は関西電力(大阪府大阪市)と共同で、和歌山県紀の川市で建設を進めてきた「紀の川蓄電所」の商業運転を開始した。敷地内にリチウムイオン蓄電池コンテナ64台を設置し、定格出力48MW、定格容量113MWh。現在稼働している国内の蓄電所のなかで最大級の規模を有する。 -
熊本県で8.4MWh系統用蓄電池運開【JFEエンジニアリング/東京センチュリーほか】EMSで運用最適化
熊本県長州町で、新たな系統用蓄電池が運開した。事業者はJ&S蓄電合同会社で、JFE商事グループの九州テック本社社用地を敷地としている。蓄電システムの定格出力は2MW、定格容量は8.4MWh。 -
蓄電所の建設・運用に向けファンド設立を検討【日本ガイシ/サステック】独自の運用PF活用へ
日本ガイシ(名古屋市瑞穂区)とサステック(Sustech、東京都港区)は、蓄電所ファンドの設立検討を開始した。両社による蓄電所事業の検討は、2023年9月の合意により既に開始している。日本ガイシ製のNAS電池を採用すると共に、サステックが開発したAI活用・電力運用プラットフォーム(PF)である「ELIC」を用いて運用する。 -
松本重工業(広島県呉市)から定置式蓄電システム受注【パワーエックス】市場連動型電気プランと組み合わせ電力料金削減目指す
パワーエックス(東京都港区)は、自動車向けファスナー、プリテンショナーパイプなどの安全部品、冷却パイプ部品などのメーカーである松本重工業(広島県呉市)から定置用蓄電池「メガパワー」1台を受注した。蓄電池を設置する松本重工業・音戸工場(同)の拠点使用電力についても、パワーエックスの市場連動プランによる電力供給を提供する。 -
洋上風力併設型蓄電池の火災リスク評価サービス開始【損保ジャパン】リスク実態を反映した保険の設計も提供
損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、洋上風力発電所に併設される陸上蓄電池設備に対する、リスク評価サービスを開始した。当該蓄電池に関する火災リスク評価(最新安全規格や認証適合性、安全対策の動向や稼働状況および保守・メンテナンス体制の確認など)・自然災害リスク評価(台風・地震・高潮・落雷などの起因を想定)・予想最大損害額の項目で評価する。 -
EV化のメリットの「見える化」実証実験中【JA三井リース/富士通】新開発デジタルツインでユーザー個々の使用状況を反映可能
JA三井リースと富士通は、ガソリン内燃エンジン仕様商用車の実測データを基に、同車両をEVに置き換えた場合の各指標をシミュレーションする共同実証実験をこの10月から開始している。EV化のメリットを見える化することにより、商用車の電動化普及への貢献を目指す。 -
事業用EVの導入・運用支援サービスを開始【ヤマトホールディングス/芙蓉総合リース】再エネ電力提供もパッケージ化
ヤマトホールディングス傘下で、事業者向けの車両管理・整備支援サービス提供などの事業を展開するヤマトオートワークス(東京都中央区)は、温室効果ガス(GHG)削減計画の立案からEV・充電器の導入・運用支援、メンテナンス、エネルギーマネジメント、再エネ供給までワンストップで提供する「EVライフサイクルサービス」を開始した。 -
10MWh「岩石蓄熱システム」の実証試験を製紙工場で実施へ【東芝エネルギーシステムズ】日本版セクターカップリングの深化に期待
東芝エネルギーシステムズ(ESS)、中部電力、新東海製紙、静岡県島田市は11月、新東海製紙の島田工場(同市)で蓄熱プラントの実証事業を官民で行うことに基本合意した。約10MWhの熱容量の岩石蓄熱システムを新東海製紙・島田工場に設置する。メガワットクラスの岩石蓄熱設備が運用されるのは国内初。 -
車載蓄電池から直接、三相200ボルト・最大50kWの交流電気を外部給電する電源車を開発【ベルエナジー】工事・建設現場での発電機用化石燃料削減に貢献
ベルエナジー(茨城県つくば市)は、走行から外部給電までを車両のみで可能にする電源車「MESTA Gen」を開発し、11月に発表した。ベースEV車両に、国内メーカー製の専用のDC-AC交換器などを搭載。外部給電の際は走行用の車載バッテリーから、そのまま交換器を経由して交流電気・最大50kWを取り出す。車両以外の外部給電機器が不要で、また三相交流(200ボルト)としての供給が可能。 -
豊橋市内に新たな系統用蓄電池を設置へ【サーラエナジー】蓄電所運用はエナリスが担当
サーラエナジー(豊橋市)は、太陽光発電設備と系統用蓄電池を連動して運用する「サーラ東三河蓄電所」の建設を11月より開始する。非FIT・非FIPの再エネ案件を併設する新設の蓄電所として国内初の事例になる予定。 -
岡山郵便局に2,100kWh蓄電システムを設置【パワーエックス】再エネ電力サービスを組み合わせてエネ効率向上も
パワーエックス(東京都港区)は10月、日本郵便が運営する岡山郵便局(岡山県総社市)に定置型蓄電システムを設置し、蓄電システムを活用した再エネ電力サービスを開始した。設置された定置式蓄電システムは、パワーエックス製の大型蓄電池「メガパワー」1台。20ftコンテナ(ISO規格)サイズで、リン酸鉄リチウムイオン二次電池の蓄電池だ。公称容量は2,132kWh。