[関西]住宅・都市イノベーション総合展2017③ 《ブースピックアップ》屋上発電 Looop NTTファシリティーズ
- 2017/9/4
- 特集
- 新エネルギー新聞2017年(平成29年)09月04日付

【②より続く】
[画像・上:セミナーも併催される。魅力的なテーマのセミナーは早めの申込がお勧め]
屋上発電
スマートビルディングEXPO ブース:2-46

ビルの上の発電所をシンボライズしたロゴが目印だ
屋上に太陽光発電所を作ることで、都市部のエネルギー地産地消を目指す屋上発電(東京都中野区)。総計100MWの発電量を目標とするその仕組みは、同社が陸屋根へ太陽光発電システムを設置して電力会社への売電を行う代わりに、建物のオーナーは設置・維持費用がかからないというもの。災害時などには非常用電源として提供されるので、防災対策としても有効だ。
パネル設置時に使用するのは新開発の低重心架台で、傾斜は5度。アルミ製で軽量の上、基礎打ちも不要。そのため従来と比較して、大幅に工期が短縮できる。また風圧を計算した設計により、耐風性能が高い。風洞実験によれば毎秒40㍍の風速でも動くことはなかったという。
都市部の中高層建築物の屋上は、狭小かつ障害物があるために設置面積を確保できないケースや、強風による落下の可能性、基礎アンカー打ちによる防水層の損傷の懸念などで、太陽光発電システムの設置が進んでいない。同社は新開発の低重心架台によって、それらをクリアし、全国の都市部で再エネ活用を推進していきたいという。
ブースでは屋上発電の事業スキームの紹介が行われ、パネル付きの架台も展示される。
Looop
住宅設備EXPO ブース:1-40

意欲的な価格の「Looopでんち」
家庭用蓄電池普及の切り札となるか
最近では電力小売事業で良く知られるLooop。住宅設備EXPOでも「Looopでんき」は展示の中心だ。
基本料金のないシステムも魅力だが、太陽光発電システムがあれば、従量単価1円引きの「Looopでんき+」が利用可能。さらに、太陽光発電システムが同社の「LooopHome」であれば、さらに1円引きとなる。
LooopHomeは、「100年たっても壊れないソーラーパネル」を目標に開発された次世代型の両面ガラスモジュールNEXTOUGHを採用。業界最長の30年間の出力保証に加え、PCSや架台も15年保証、さらに10年間の自然災害補償をすべて無償で提供するもの。
加えて、ハイブリッドパワコン付き蓄電池「Looopでんち」は、90万円を切る業界最安値クラスながら、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した日本製。AI活用により家庭の電力コストパフォーマンスを最適化する。いよいよ、でんき料金の割引プランも発表となり、注目度アップだ。
新築やリフォームは、太陽光発電システムや蓄電池の導入だけでなく、電力の切替にとってもきっかけとなるタイミング。オーナー、施主はもちろん、工務店の方にとっても、一見の価値ありだ。
NTTファシリティーズ
スマートビルディングEXPO ブース:1-68

建物・施設の「システムインテグレーター」NTTファシリティーズのブース(イメージ)
NTT通信施設の設計・建設・保守を担って来た歴史を有するNTTファシリティーズ。様々な技術・ノウハウの社内蓄積がある。しかし、スマートビルディングEXPO出展にあたっては、「システムインテグレーターとしての中立性、世の中の技術も組み合わせた解決力」がテーマだ。
BCPや省エネ、ZEBの実績はもちろん重要な訴求ポイント。加えて、オフィスの快適性・生産性向上や、働く人の健康に配慮したウェルネス(働きやすさ)に向けた製品や技術も展示する。自社技術、製品にとどまらず、世界から見つけてきた様々な製品も組み合わせ、対象となる施設に最適なソリューションを提供し、実績を上げているのが同社だ。
もちろん、去る8月31日に発表されたAI自立制御によるアクティブ制振システムや快適性を損なわずに空調を自立制御して省エネを実現するSmartStreamをはじめ、魅力的な独自技術、製品も多数展示する。
コンサル・設計施工・設計の3種別でZEBプランナー登録となっている同社。狭小面積での太陽光発電に好適な「Mタイプ」で、創エネ面でもアドバンスを有する。
ZEBに関心のあるビルオーナーを始め、施設サービスの差別化や課題解決に必見のブースだ。

