≪特集≫スマートエネルギーWeek2019①トリナ・ソーラー・ジャパン/NTTREC

[画像・上:前回のオープニングセレモニーの模様]

リード エグジビション ジャパンが主催する新エネルギー業界の国際商談展「スマートエネルギーWeek2019」が、2月27日(水)から3月1日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される。構成展示会は「第15回[国際]水素・燃料電池展‐FC EXPO2019‐」、「第12回[国際]太陽電池展‐PV EXPO2019‐」、「第10回太陽光発電システム施工展」、「第10回[国際]二次電池展‐バッテリージャパン‐」、「第9回[国際]スマートグリッドEXPO」、「第7回[国際]風力発電展‐WIND EXPO2019‐」、「第4回[国際]バイオマス展」、「第3回[次世代]火力発電EXPO」、「第1回資源リサイクルEXPO」の9展示会。合計で1,590社が出展し、エネルギーの専門家・技術者7万名が来場予定となっている。

注目は今年から開催される太陽光パネルや蓄電池のリサイクル・リユースの展示会「資源リサイクルEXPO」だ。2030年代半ばから廃棄される太陽光パネルが急増すると見込まれている。その排出量は2020年度が約3,000トンの予測に対し、2040年度には約80万トンにもなる見通しだ。太陽光パネルの適切な処理に向けて環境省も動き出しており、今後、法制度の導入と合わせてリサイクル技術の進化が求められている。

各国で加速しているEVの生産に伴い、使用済み車載用蓄電池のリユースやリサイクルへの関心も高まっている。多くの車載用蓄電池は稼働後7年から10年で交換が必要となるが、蓄電池としての寿命は残っているため、より基準の低い定置型蓄電池としてリユースされる。この使用済み車載用蓄電池を有効活用するための性能評価手法などの整備が課題となっている。車載用蓄電池の代表格であるリチウムイオン電池には、コバルトやニッケルといったレアメタルや銅・アルミなども含まれているため、これらの資源を効率よくリサイクルする技術開発や回収網の確立も急務となっている。

「資源リサイクルEXPO」はこれらの市場ニーズに応える技術やサービスを一堂に集め、再エネの静脈産業の発展を促進することで、再エネ拡大に伴う「出口」問題の解消に貢献する取組といえる。

また、第7回を迎える「[国際]風力発電展(WIND EXPO)」も洋上風力発電への期待を受け、盛況が予想される。四方を海に囲まれた日本の洋上風力発電は、着床式だけでも約91GW(約9万1,000MW)の賦存量があるといわれるが、昨年11月に成立した一般海域の利用ルールを定めた新法案が追い風となり、いよいよ黎明を迎えつつある。

加速する洋上風力発電の普及に向け、洋上風力の建設に必要な海洋土木の技術・サービスを提供する160社が出展。最新トレンドを知ることができる。

トリナ・ソーラー・ジャパン

トリナ・ソーラー展示ブース外観

〚太陽電池展〛東1ホールE8-34

トリナ・ソーラーは、1997年に太陽電池メーカーとして創業して以来、高品質・高効率のモジュールを開発し、PVモジュールのグローバルトップメーカーとして実績を積み上げてきた。コスト削減や利便性を追求したシステム全体の最適化設計を容易にするモジュールプラスのソリューション「TrinaPro(トリナプロ)」をはじめ、蓄電池などの太陽光発電に求められる製品・ソリューション・サービスを提供。さらに、発電所設計・開発・販売およびO&Mなどを展開する。創立20周年を迎えた昨年より、「エネルギーのIoT」のグローバルリーダー企業を目指し、エネルギーインターネットソリューション分野にもビジネスを拡大させている。

ブースでは、「太陽電池モジュールの製造からリサイクル」までの太陽光発電のライフサイクル全てにおいて、同社が提供する製品・ソリューション・サービスを紹介する。400W以上の高出力モジュール、「TrinaPro」水上設置とトラッキングソリューション、プロジェクト開発・O&Mサービスおよびリサイクルの取り組みについて、ブース展示とプレゼンテーションを開催する。ガラス再資源化協議会(GRCJ)の代表幹事・加藤聡氏による「廃棄太陽電池パネルの再資源化」に関する講演も会期中毎日開催が予定されている。

国内においてはモジュール、ソリューション、蓄電池の販売をトリナ・ソーラー・ジャパンが、発電所設計・開発・販売・O&Mをトリナ・ソーラー・ジャパン・エナジーが手掛けている。ソーラーパネルのリサイクルは、GRCJの処分窓口となり、自社製パネル回収、リサイクルの仲介を行っている。

NTTレンタル・エンジニアリング

ブース外観

〚太陽光発電システム施工展〛東3ホールE17-32

NTTレンタル・エンジニアリングは、太陽光発電システムのO&Mに必要な測定器、計測器を展示し、レンタルサービスの利便性を訴求する。

ブースでは、メーカー・団体と連携した講演会を開催する。今回は、「太陽光発電所を取り巻く環境の変化」と「今後のO&Mのあり方」がテーマ。改正FIT法に伴い、太陽光発電設備におけるO&Mの重要性が増しており、今回のテーマに即して、保守・メンテナンスの重要性を啓蒙する。

ブースには、太陽光発電システムの保守・メンテナンスに必要な機器は、国内メーカー製品を、ほぼラインアップしてブースに展示する。来場者にとっては、多くのレンタル商品の中から最適な測定器、計測器を選択できる絶好の機会だ。O&Mの業界トレンドを知る上でも、同社展示は見逃せない。

『現場を知るプロの、先読みレンタル。』(RECバリュー)が同社の信条だ。「レンタル中の機器トラブルには、電話一本で代替機器を手配」「全て整備の行き届いた完動品を提供」「工事に必要な商品セットをあらかじめ用意、場合によっては周辺機器を含めてワンストップで対応」等々。顧客の工事の信頼と利益を確かなものとし、被害を最小限にくいとめる付加価値の高いレンタルサービスを提供する。

プレゼンテーション参加企業(講演順)
▶2月27日(水)
英弘精機
NPC
日置電機
戸上電機製作所
▶2月28日(木)
システム・ジェイディー
エクセル
太陽光発電安全保安協会
▶3月1日(金)
アイテス
日本カーネルシステム
新栄電子計測器
※各社の詳細タイムスケジュールについてはブースでご確認ください

【②に続く】


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