【特集「再エネ設備向けドローン」】⓪発電設備の点検作業効率化が注目されるドローン活用

「空の産業革命」とも称されるドローン活用。迅速で場所を選ばない輸送や空からの映像取得などを可能とし、人手不足や少子高齢化といった社会課題の解決や、新たな付加価値の創造を実現する産業ツールとして期待されている。

[画像・上:ELドローン。撮影は夜間に実施する(提供:トーエネック)]

「ドローンビジネス調査報告書2020」(インプレス)によれば、2019年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は1,409億円。2025年度には6,427億円に達すると見込まれる。そのうちドローンで提供されるサービス市場は4,426億円で、点検サービスが1,625億円の規模に成長すると予想される。

ドローンは既に農薬散布、空撮、測量、インフラの点検などの分野に広く導入されている。サービス市場では現在、農薬散布など農業分野が約4割を占めるが、今後はインフラや設備点検の現場でドローンが普及し、急伸すると見られる。再生可能エネルギー分野でもソーラーパネル点検での利用が拡大しており、屋根上太陽光や風力発電のブレード点検など高所・危険場所の点検での採用も進む。また目視だった作業を画像・動画撮影にすることで、効率的にデータ解析に流用できるなど、ドローンによる点検作業は利点が多い。

特集ではドローンでの赤外線カメラ撮影によるモジュール点検を中心に、EL(Electroluminescence:電界発光)検査、パネル洗浄など、太陽光発電向けドローンで注目のサービスを紹介する。

【①トーエネックに続く】

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