【特集「再エネ設備向けドローン」】①トーエネック:EL測定でPID発生パネルも検出可能
- 2020/7/27
- 特集
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)07月20日付

トーエネック(愛知県名古屋市)はドローンによるオンサイトEL測定技術を2017年に開発、昨年から事業展開する。太陽光発電所を日没後にドローンで動画撮影。1回の測定は深夜までの4時間程度で、約3,000枚のモジュールをEL測定できる。モジュールを架台から取り外す必要がなく、夜間撮影のため発電量に影響もない。EL測定はPID(電圧誘起劣化)による不具合を検出でき、「通常の保守点検に組み込み、数年に一度のペースで定期的に活用することで、発電量の維持が可能(同社)」だ。
[画像・上:ドローンで上空から撮影したEL画像]
なお報告書ではEL画像の詳細な分析により、セル内欠損、クラスタ欠損、PID現象といった異常をモジュールごとに判定。モジュール交換の必要性の有無も指摘する。異常モジュールは配置図上に示され、発電所の健全性が一目瞭然となる。さらに異常モジュールの発電量損失から「逸失利益」の試算結果を提示。モジュール交換費と比較できる。
EL測定の効果を知りたい、また部分的な発電量低下を調査したいユーザーなどには、3ストリング限定の「トライアルパック3」を用意。総代理店のヤマシタ電気(東京都八王子市)が提供する。

