【特集「再エネ設備向けドローン」】②NECネッツエスアイ:空撮とAI自動検知を組み合わせ
- 2020/7/27
- 特集
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)07月20日付

NECネッツエスアイ(東京都文京区)は、ドローンによる空撮とAIによる自動検知を活用した太陽光電池モジュール点検サービスを行っている。メガソーラーの豊富な構築実績を活かし、飛行申請から報告レポート作成まで、ワンストップで提供できるのが強みだ。
[画像・上:点検の様子]
空撮は、ドローンに搭載したサーモカメラで行う。その赤外線画像を、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の一つである「RAPID機械学習」により解析し、異常個所の検知と位置を特定する。異常検知率は95%以上。
検知した異常個所を図面上で示した報告レポートを自動作成し、クラウド上にアップする。人手での作業を自動化することで、工数を約60%以上削減し、作業時間を4分の1以下に短縮した実績もある。大幅な経費削減を実現する。
参考価格(税抜)は、点検からレポート作成まで1回あたり、2MW40万円から、10MW110万円からとなる。
同社は、ドローンを含むロボティクスサービス事業に関して、クラウドやAIなどのデジタル技術との連携による更なる高付加価値化や自社フィールドでの実践を通じて、労働人口不足や働き方改革等の社会課題に貢献していく。また、スマートエネルギー関連事業にも力を入れており、「自家消費ソーラーと蓄電システム」を活用する分散電源システムで、災害対策・環境対策・エネルギーコスト削減対策となるソリューションも、自治体向けや民間企業向けに推進中だ。

