≪特集≫スマートエネルギーWeek2019④ニチボウ/WWB/Wave Energy/日本ソーラーアセスメント協会(エコラボ/エイワット)
- 2019/2/25
- 特集
- 新エネルギー新聞2019年(平成31年)02月25日付

[画像・上:ブースでミニセミナーを開催する出展社も多い]
ニチボウ
〚二次電池展〛西1ホールW6-57

ニチボウは二次電池及び関連施設に最適な消火装置を出展する。
同社の消火装置は、対象とする防護区画の大きさにより、3製品をラインナップ。二次電池分野はもとより、配電盤や生産設備での採用事例が多い。また、モビリティー分野でも採用が進んでいる。

製品の基本コンセプトは
①火災をすばやく検知し初期消火を行えること。
②電源や電気配線が不要で停電時にも作動すること(イレイスキャビネットを除く)。
③消火剤は電子機器に影響を与えないもの。また、人体や環境にも優しいこと。
④メンテナンスが最小限で済むこと。
の4点。
重要性が指摘されながらも、後回しにされがちな火災対策。ニチボウのブースを訪ね、改めて考えてみてほしい。

WWB

〚太陽光発電システム施工展〛東1ホールE16-52
WWBは、VSUNジャパンと共同出展する。太陽電池モジュールの新ブランド「VSUN(ブイサン)」シリーズを初披露する。超軽量太陽電池モジュール「Maxar LIGHT」を活用した農業ハウス用、災害対策用ソリューションや住宅用リチウムイオン蓄電池「Maxarバッテリー」も参考出品する。
新たな太陽電池モジュール「VSUN(ブイサン)」シリーズのフラッグシップモデルとなるスプライスモジュール「VSUN360-M-P01」(360W)は、高効率単結晶PERCを採用し、最大20.34%の変換効率を実現した。フルブラックモジュール「同320-60M-BT」(320W)は、透明バックシート、ブラックフレーム設計で美しい外観が特長。その他、両面ハーフセルタイプ、両面ガラスタイプなどをラインアップする。いずれも高品質と低価格を実現させたモデルとなる。
超軽量太陽電池モジュール「Maxar LIGHT」は、ビニールハウスでのソーラーシェアリングで高評価を得ている。同社は、ユーザー農家の要望によりドーム型ハウスを開発し、ハウス屋根上でのデモを紹介する。災害対策用では、軽量特性を活かして仮設住宅などの壁面に設置し、蓄電池との併用で非常用電源として利用できる。
参考出品となる住宅用リチウムイオン蓄電池「Maxarバッテリー」は、蓄電容量3.2kWhの小型・軽量タイプ。縦置き、平置き、壁掛けでの設置が可能。「2019年問題」以降、V2Hとの併用を想定し、住宅での自家消費に貢献する狙いだ。
Wave Energy

〚太陽光発電システム施工展〛東3ホールE22-8
Wave Energyは、自家消費型太陽光発電に必要な機器を集約した「自家消費型PV用分岐BOX」を出展する。特長は逆電力潮流を発生させない独自の制御システムで、既設高圧盤への後付けも可能。後付けの場合は、既設盤側面に取り付ける形となっており、基礎製作が不要となるため、大幅な工期と工事費の削減に繋がる。これは、配電盤メーカとして50年近く培ってきた技術と高圧電気に対する深い見識、近年の太陽光発電システムの製作を行ってきたWave Energyならではの領域となる。
このWave Energyの自家消費型太陽光発電用高圧分岐システムを構築し、買電電力に相当する容量のモジュールを設置すれば、発電時は買電が限りなくゼロに近くなる。蓄電設備を設置する場合も、極限まで買電量を減らした最適な蓄電が行われる。将来的にはVPPなどへの展開も見込んだシステム設計も可能となっている。
またブースでは分散型パワコン用高圧キュービクル「SOLAR SPEC MINI T」1,500ボルト対応、500kVAの新型も展示する。SOLAR SPEC MINI Tは交流集電盤、変圧器、送電盤を一体化した製品。高さが1,200mmとコンパクトなため、モジュール下にも置け、3トン以下トラックでの搬入もできる。造成費・設置費・施工費・電気工事費の削減を実現する。
さらにSOLAR SPEC MINI Tは、今秋、750kVA、1,000kVAが出荷開始される予定。これにより同製品のラインナップは、1,000ボルト、1,500ボルト対応、150、200、300、330、500、750、1,000KVAとなる。
日本ソーラーアセスメント協会(エコラボ/エイワット)

〚太陽光発電システム施工展〛東3ホールE17-36
日本ソーラーアセスメント協会(JSAA)は、稼働済み太陽光発電所の取引(セカンダリー取引)に対し正当な評価・価値をきちんと得ているかを診断することで、市場の健全化に寄与することを目的に発足した。「セカンダリーマーケットの現状と今後の市場動向」について、27日午後1時40分から東2ホールA会場で講演する。
再生可能エネルギーの主力電源化が進展する中、稼働済み太陽光発電所の取引(セカンダリー取引)が注目されている。2020年度には800MW規模の市場(矢野研究所)になるとの予測がある。取引では売却の際に太陽光発電所の査定を受ける必要があるが、専門的知識が必要となる項目が多く、また市場が拡大している段階のため取引支援サービスを提供している業者も質、数ともに成熟していない環境がある。
JSAAは、太陽光発電所の取引において平等かつ誠実に取引しようと志す企業を中心に、情報格差を埋め、厳正なアセスメントを行う第三者機関となることを目指す。 また、人材育成活動を積極的に行って業界全体の健全な発展、わが国の経済の発展に資することを目的とする。
評価については、JPEA(太陽光発電協会)「太陽光発電事業の評価ガイド」の「二次評価」に関する項目をベースとし、協会独自の項目をプラスアルファして評価を行う。
会員企業のメリットとして、「これから拡大していくセカンダリーマーケットの健全化に尽力することで、セカンダリーマーケットに限らず太陽光発電業界全体へ恩返しをすることができる」点を強調する。今後、主力電源として再エネ導入が増えていく中で、太陽光発電所のセカンダリー市場の健全な発展に賛同してもらえる企業を全国で募集する。なお、4月に資格講習会を開催する予定である。

