【特集「住宅・ビル・施設Week」】②デルタ電子:ビル管理制御システムを紹介 太陽光や蓄電池制御にも対応
- 2019/12/9
- 特集
- 新エネルギー新聞2019年(令和元年)12月09日付
デルタ電子
「スマートビルディングEXPO」ブースNo.16-20
デルタ電子は、同グループでビルディングオートメーション事業の中核を担うロイテック社の、オープンプラットフォームによるビルディング管理制御システムをメインに紹介する。
[画像・上:ロイテック社のL-DALI照明コントローラ]
ロイテック社は、ウィーンに本拠を置く「ビル自動化システム用ネットワーク関連機器」のリーディングカンパニー。2016年4月にデルタグループの一員となった。各種ルーターやゲートウェイ、ビル自動化ソリューション、ルームオートメーションシステムなどの開発・生産を手掛け、世界80カ国以上に出荷している。
ビルディングオートメーションに欠かせない空調、照明、セキュリティーなどの制御において、オープンでディファクトスタンダーの各種プロトコルベースの高機能製品の開発に力を入れている。DALI(照明)、Modbus(空調)等、14種類のプロトコルをカバー。プロトコルの異なるメーカーの設備を一括して、包括的ビルオートメーションを実現することができる。太陽光発電、蓄電池、EVチャージャー、EMSといった創エネ・蓄エネ機器の制御にも対応している。
展示会初日には、青海展示棟Bホールで開催される出展社セミナーで、「先進のIoT・BAシステムで創造する統合型ビルディング・ソリューション」をテーマに講演し、同社のコンセプトを紹介する。
ブースではその他、コンテナ型電力貯蔵システム(ESS)や、EV充電ソリューションの新製品も披露する。