【特集】「家庭用蓄電システム」最新動向②エリーパワー:可搬型・遠隔監視で高いユーザビリティ
- 2020/6/23
- 特集
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)06月22日付

エリーパワー(東京都品川区)は、「蓄電池ニーズは盛り上がっており、昨年下期は右肩上がりだったが、コロナ禍でのテレワークの増加に伴いBCP対策として、さらに注目が高まると感じている(同社)」と見ている。「卒FIT目的よりも、非常用に備えたいというお客様が多い(同)」と言う。
[画像・上:通信機能内蔵の「POWER YIILE 3」はVPPにも活用できる]
非常用のニーズは、特に企業で目立つ。以前は本社に数台だったものが、近年頻発する災害以来、各支店にも導入するケースが増えた。可搬型蓄電システム「POWER YIILE 3」は昨年6月、NTTドコモのドコモショップ約1,200店舗に導入された。今年3月には、京成線全65駅に採用された。可搬型での使いやすさと、電池の見守り機能が特長だ。
住宅向けに非常時バックアップ電源に特化した「同HEYA/HEYA S」も好調だ。コンパクト設計で屋内壁掛と可搬型があり、蓄電池容量1.3kWh、出力500W。商用電力約3時間でフル充電でき、ノートPC2台とルーター、スマホ4台分を約3.5時間バックアップする。壁掛けタイプ「同HEYA」は、大和ハウスの一部の賃貸共同住宅に標準で搭載されている。
同社はリチウムイオン電池メーカーとして、安全、長寿命、優れた温度特性を重視する。この特長が、市場から選ばれる理由となっている。

