【特集「再エネ設備向けドローン」】⑤新栄電子計測器:計測器メーカーの強み活かした点検サービス展開
- 2020/7/28
- 特集
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)07月20日付

新栄電子計測器(神奈川県藤沢市)は、赤外線サーモグラフィ搭載機を使用した太陽光発電所ドローン診断システム「Aerial」シリーズを提供する。ドローン機体とビデオ/サーモカメラ、温度解析ソフトウェアなどのセット販売と、同システムによる点検サービスで実績を上げている。
[画像・上:同社のドローンによる発電所点検は既に多数の実績がある]
ドローンは、DJI社の産業用ドローン「MATRICE200」。コンパクトボディで一人でも持ち運びでき、GPS・IMUによる自立飛行と安定したホバリング性能が特長だ。高性能赤外線サーモグラフィ「ZenmuseXT2」と3軸ジンバルがセットとなる。熱画像と可視画像を同時撮影でき、microSDカードに自動保存される。標準価格は、税別238万円。
同社は、メガソーラーを中心に年間12~13件ほどの点検サービスを実施している。サービスの特長は、計測器メーカーとしての強みを活かし、点検サービスで発見した異常個所を電気的に計測し、故障を特定できることだ。太陽光発電I-Vカーブトレーサ「IVH-2000Z」やモジュール非接触欠陥検出「SMD-200」など、太陽光発電設備の保守点検向け各種計測器をラインアップしている。
「今後は、ソーラーシェアリングや水上設置型に、点検サービスの幅を広げたい」と代表取締役社長・久保田和磨氏は抱負を述べた。

