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【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑬】柏木 孝夫(東京工業大学 特命教授・名誉教授)「エネルギーの真の地産地消の推進」
謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年は、台風による暴風雨で広範囲かつ長期間に亘る水害や停電等が度々発生し、国民生活に大きな影響を及ぼしました。自然災害が激甚化する傾向にある中、エネルギー確保等のレジリエンスの… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑫】亀山 秀雄([独]環境再生保全機構プログラムオフィサー 東京農工大学名誉教授)「世界の持続可能な発展に貢献する環境・エネルギーインフラ技術の開発と普及を目指す」
あけましておめでとうございます。昨年は、環境関連の多くの国際行事が開かれた年でした。特に師走に入りスペイン・マドリッドで開催されたCOP25での議論は印象的でした。地球温暖化対策に貢献する技術を提供した国のCO2削減量… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑦】佐藤 建吉([一社]洸楓座 代表理事)「自然と共生するために三つの振る舞い ―至然・フェーズフリー・地方快活」
太平洋から登る初日は、紅く神々しい。日本人は、新年の発展を太古の時代から太陽の持つ神秘的な情景に思わず手を合わせ、自戒と安全と躍動を祈ったに違いない。科学が発展し、神秘さはいくらか目減りしたかもしれないが、依然として自… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑧】牛山 泉(足利大学 理事長)「本年は洋上風力飛躍の年!」
近年、国内外で異常気象や自然災害が頻発し、暮らしや経済、環境への影響が深刻化しております。特に昨年、わが国では各地で台風と豪雨による大きな被害が発生し、未だにその爪あとが残っております。こうした地球温暖化による自然災害… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑩】西宮 伸幸([一社]水素エネルギー協会[HESS] 会長/日本大学理工学部特任教授)「水素社会と人工知能」
令和2年は水素社会6年にあたる。大手メディアが2015年を水素社会元年とよんだためである。その前年の暮に燃料電池自動車が発売されたのがキッカケだった。人工知能元年が西暦何年なのか、よくは知らないが、2017年5月にアル… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関④】飯田 哲也(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所[ISEP] 所長)「プロシューマージャーの登場」
昨秋に千葉を直撃した台風で発災した広域・長期間の停電を目の当たりにし、11月1日からの住宅用太陽光発電の「卒FIT争奪戦」などで、日本でも蓄電池商戦が活気づいてきた。目先の動きや商機に目を奪われがちな日本だが、目を世界… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑤】楠 達史(城南信用金庫城南総合研究所特別顧問/WWB株式会社社外取締役)「『日本の税制』の在り方を明らかにする」
1989年度に3%でスタートした消費税は、1997年度に5%、2014年度に8%、2019年10月には遂に10%に引き上げられた。 この増税の悪影響を、国内総生産(GDP)の約55%を占める家計最終消費支出の年度… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑥】大野 輝之([公財]自然エネルギー財団 常務理事)「パリ協定開始の年に日本のエネルギー政策の見直しを」
2020年はいよいよパリ協定が実行段階に入る年です。11月に英国グラスゴーで開催されるCOP26では、各国の2030年までの削減目標の引き上げが求められます。 日本が今、提出している目標は2013年比26%削減と… -
【年頭所感・2020年:主要企業㉖】南 洋(LONGi Solar Technology株式会社 代表取締役社長)「世界の再生可能エネルギーへの転換を目指して」
謹んで新年のお慶びを申し上げます。 平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 昨年もまた日本では大型台風など自然災害が多い一年でした。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、世界でも相変わ… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関①】大木 雅文(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構[NEDO] 新エネルギー部長)「NEDO、2020年の抱負 ―再生可能エネルギー主力電源化を目指して」
あけましておめでとうございます。 再生可能エネルギーを取り巻く環境は、その主力電源化が閣議決定に盛り込まれ、その大規模導入が求められる中、いわゆるFIT法制度の抜本見直しや電力自由化など、様々な制度が同時並行的に… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関②】中岩 勝(国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所[FREA] 所長)「『ゼロエミッション』に向けて」
昨年末にマドリードで開催された気候変動枠組条約締約国会議(COP25)では、2020年に本格運用が始まる国際枠組み「パリ協定」の詳細ルールが議論されました。この中で削減目標の上積みや排出量取引のルールなど、様々な面で国… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関③】伊藤 隆一([一財]新エネルギー財団 業務執行理事)「新エネルギーの導入促進に向けて」
新年あけましておめでとうございます。当財団は、令和2年におきましても新エネルギーのさらに一層の導入促進に向けて精力的に活動していく所存ですので、引き続き皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。令和2年に予定し… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑨】大和田野 芳郎(NPO法人再生可能エネルギー協議会 理事長)「自然災害に強いエネルギーシステムを」
近年、豪雨や強風など猛烈な気象現象による災害の規模や頻度が増大しており、並行して、長期間、広範囲にわたってエネルギー供給が途絶するケースが増えている。かつてその信頼性の高さを誇り、災害時にも短時間で復旧していた日本のエ… -
【年頭所感・2020年:学術・研究・開発機関⑪】山地 憲治([公財]地球環境産業技術研究機構[RITE] 副理事長・研究所長)「再エネ『主力電源化』に向けてバランスの取れた熟議の一年に」
みなさま、あけましておめでとうございます。 2018年7月に閣議決定された第5次エネルギー基本計画で表明された、再エネの「主力電源化」は、制度化に向けた動きが本格化しています。主力電源化に向けた環境整備として主眼… -
【年頭所感・2020年:主要企業㊷】三輪 茂基(SBエナジー株式会社 代表取締役社長)「世界にポジティブな変化をもたらすアクションを」
謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年9月にニューヨークで開催された国連気候行動サミットに代表されるように、2019年は気候変動問題への対処において基点と言える一年でした。今や世界では政官民学すべてにおいて、気…