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【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑩】柏木 孝夫(東京工業大学 特命教授・名誉教授)「新エネルギー社会の元年」
昨年を振り返ると、7月の九州北部での豪雨災害、夏から秋にかけて度重なる台風の襲来があり、自然の脅威を思い知らされると共に、防災の重要性について再認識する事となった。 エネルギー分野においては、一昨年の電力に続いてガ… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑦】飯田 哲也(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所[ISEP]所長)「『気候の時代』から『太陽の時代』へ」
ここ数年で、完全に時代が転換したことを実感する。 振り返ると、1990年頃までは「電源(パワー)の時代」だったのではないか。経済成長のためのエネルギーを巡る論争で、化石燃料と原発が主役であった。これに対して市民・環… -
【年頭所感・2018年】岸田 義典(株式会社新農林社 代表取締役社長)「新エネルギーが切り拓く新たな社会・産業システム構築を目指して」
読者の皆様、明けましておめでとうございます。 昨年の再生可能エネルギー関連産業を振り返ると、4月の改正FIT法施行が大きな話題となりました。太陽光発電施設のO&M(運転管理・保守点検)義務化などを定めたこの… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑫】牛山 泉(足利工業大学 理事長)「今年は風力発電飛躍の年に!」
近年の世界的な再生可能エネルギーの導入拡大には目を見張るものがあります。特に昨年10月には世界の風力発電の累積導入量が500GWを超えるというエポックメーキングな年になりました。太陽光発電の累積導入量は300GW、そして… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑪】山地 憲治([公財]地球環境産業技術研究機構[RITE]理事・研究所長)「『再エネの自立化』向けた節目の年に」
みなさま、あけましておめでとうございます。 2017年を振り返ると、4月に改正FIT法が施行されました。現在FIT認定容量は1億kWを超えております。「再エネの急速な導入」というFITの所期の目的は達しつつあるのが… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑧】楠 達史(城南信用金庫城南総合研究所特別顧問/Abalance株式会社独立社外取締役)「原発の事業性を検証する」
原発の再稼働がなし崩し的に進んでいる。そこで、本稿では原発の事業性(viability:事業として成り立つ可能性)について、「経済産業省総合資源エネルギー調査会・発電コスト検証ワーキンググループ報告書、2015年5月」(… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑨】大野 輝之([公財]自然エネルギー財団常務理事)「自然エネルギー100%への流れを日本からも」
2017年は世界の自然エネルギー電力の低価格化が更に進んだ年になりました。風力発電のみならず太陽光発電も、世界最安値は1kWhあたり2セントを切り、数セント台という価格は特別に自然条件の良い地域でなくても実現するようにな… -
【年頭所感・2018年:主要企業㉛】佐藤 彌右衛門(会津電力株式会社 代表取締役社長)「地域に密着したエネルギー事業の推進に向けて」
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 2013年、地域資源を活かした安全なエネルギーによる地域自立を目指し会社設立をして以来、今年度末までに私たちは福島県内で69カ所の地域分散型・小規模太陽光発電所を設置いたしました… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑤】西宮 伸幸([一社]水素エネルギー協会[HESS] 会長/日本大学理工学部特任教授)「EVシフトの中で」
本年は水素社会4年にあたる。2015年がFCV元年とも水素社会元年ともよばれたためである。商用水素ステーションは、計画・建設中のものも加えると、昨年末に100カ所に到達した。燃料電池自動車(FCV)は、8月末現在では2,… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関③】大和田野 芳郎(国立研究開発法人産業技術総合研究所 名誉リサーチャー)「再生可能エネルギー、次段階の普及に向けて」
日本の一次エネルギー供給と消費は、たゆまぬ省エネの努力と再生可能エネルギー導入により、GDPの緩やかな増加にもかかわらず、2010年以降減少を続け、温室効果ガスの排出量も2013年をピークに、それ以来減少を続けています。… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑥】佐藤 建吉([一社]洸風座代表理事/[一社]efco.jp/22世紀デザインリエゾン)「水素時代の夜明けを求めて」
今年は戌年であるが、干支の順では11番目。Wikiによれば、「戌は滅であり、草木が枯れる状態を表している」という。すると今年は、意味深な年廻りになる。確かに1年のうちでも本州では、11月は紅葉の季節であるが、自然に彩を与… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関④】伊藤 隆一([一財]新エネルギー財団 業務執行理事)「新エネルギーの導入促進に向けて」
新年あけましておめでとうございます。当財団は、平成30年におきましても新エネルギーのさらに一層の導入促進に向けて精力的に活動していく所存ですので、引き続き皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。平成30年に予定… -
【年頭所感・2018年:主要企業㊲】大場 龍夫(株式会社森のエネルギー研究所 代表取締役)「価値国家日本を目覚めさせましょう」
激動する世界はカオスに向かい加速している。産業革命のかつての大英帝国がEUを離脱し、西洋を牽引する米国が内向きに政策転換して影響力を低下させている。宗教紛争はテロとISを生み出し、西洋諸国には根本的な解決を果たせないだろ… -
【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関②】中岩 勝(国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所[FREA] 所長)「福島再生可能エネルギー研究所、2018年の抱負」
世界のエネルギーおよび地球環境問題に関わる状況は、様々な要因で2018年も先を見通しにくい状態が続いています。そうした状況下でも、国産のエネルギー源である再生可能エネルギーの導入拡大と安定した利用システム確立の重要性は揺… -
【年頭所感・2018年:主要企業㉝】吉原 毅(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長/城南信用金庫顧問)「『原発即時ゼロ』で日本経済は大発展する」
いまわが国では、「原発即時ゼロは到底困難である。早くても2030年までは無理」という「まことしやかなデマ」が横行している。 曰く、原発を即時ゼロにすれば、①経済成長はマイナスになる。②電力会社は破綻する。③電力の供…